近年ドローンの活用が目覚ましく、上空からの撮影はもちろんのこと、設備点検や農薬散布など様々な場面でドローンが利用されるようになりました。
より身近なものとなったドローンについて、職場で使う機会があるという方に加え、趣味としてドローンを飛ばしてみたいという方も多くいらっしゃることかと思います。
そんなドローンですが、いざ購入するとなった場合、どういったことに気を付けて商品選択をすればよいのでしょうか?
今回は、ドローンの購入を考えている皆様に、
といった、ドローンの機種を選ぶ際のポイントと、どこで購入できるのかについて説明していきたいと思います。
一言にドローンと言っても、ドローンはその活用シーンによって特徴が大きく異なります。大まかに、
の4種類に分類することができます。
まず自分がどの用途で使うためにドローンを購入するのかを明確にし、それぞれの用途に特化したドローンを購入することをおススメします。
続いて、用途によってどういった特徴があるのかを説明していきます。
まず空撮用ドローンについてです。空撮用ドローンとはカメラが搭載されているドローンのことで、最も一般的と言えます。
搭載されているカメラが4Kや6Kの高性能カメラというドローンもあります。より高画質な映像を撮りたいという場合はカメラの性能に重点を置いて選ぶとよいでしょう。
カメラ以外では、自動追尾機能や自動旋回機能がついているかどうかも見るべきポイントです。
自動追尾機能とは、設定した対象物を自動でドローンが追尾してくれる機能のことです。
動いている被写体に一定の距離を保ってドローンを操縦するにはある程度の慣れが必要なため、スピーディーな被写体を撮りたいという場合は搭載されていたほうがいい機能です。
ただし、自動追尾機能を使用する場合は、規制対象となる環境ではないかなど注意して進めましょう。
自動旋回機能については、被写体を常に画角の中心に置き、自動で旋回しながら撮影を行ってくれる機能です。
被写体の周りを360度撮影することができます。
続いて産業用ドローンについてです。産業用ドローンとは業務の効率化・低コスト化・業務遂行時のリスク低減を目的としたドローンのことです。
建設業・農業・災害現場など様々な産業分野で活用されています。
各分野において特定の用途で使われることを前提としているため、それぞれの用途に特化した機能を兼ね備えています。
どの分野で利用するかによって重視すべき機能が異なるため、利用用途を考慮した上で選ぶことをおススメします。
建設業や災害現場などで、高所や人の立ち入れない場所の点検目的でドローンを利用するのであれば、正確な視覚情報を得るために高性能カメラ搭載のドローンを使う必要があります。
測量で使う場合であれば、カメラ搭載もしくはカメラを外付けできるドローンか、測量用のレーザー装置を取り付けられる機種を選ぶ必要があります。
農業で農薬散布などにドローンを使用したいのであれば、肥料用のタンクやノズルが搭載されているドローンや、人が操縦せずとも複雑な地形を自動で飛行するドローン、センサーが搭載されておりムラなく農薬散布ができるドローンなどがあります。
災害現場と農業におけるドローンの活用について下記コラムに詳しく記載しています。 >> 災害現場におけるドローンの活用(ロイヤルドローンスクール広島) >> 農業とドローン(ロイヤルドローンスクール広島) |
次に競技用ドローンについてです。競技用ドローンとはドローンレース用に設計されたドローンのことです。
スピードとテクニックを必要とするドローンレースでの使用が前提となっているため、これまで述べてきた一般的なドローンとは性能が異なっており、いかに速く飛行させるかを重視した機体となっています。
具体的に言うと、一般的なドローンには搭載されていることが多い以下の機能が搭載されていません。
ドローンレースに参加する人の中には自作で機体をカスタマイズする方もいるみたいです。
ドローンレースにもマイクロドローンレースやFPVドローンレースといった種類の異なるレースがいくつかあり、レースによって必要な機能も異なってきます。
どのレースに参加したいかによって機種を選ぶとよいでしょう。
ドローンレースについて下記コラムに詳しく記載しています。 >> ドローンレースとは?その種類や参加手順について公開!(ロイヤルドローンスクール広島) |
続いてトイドローンについてです。トイドローンとは100g未満のモデルのことで、名前の通りおもちゃ感覚で飛ばせるドローンです。
一般的なドローンと比較して小型で軽量なため、価格がお手頃で練習用のドローンとして利用されることが多いです。
トイドローンとはいえ、高度維持機能(ホバリング機能)などの高度なアシスト機能がついていたり、カメラ付きのものもあります。
航空法の無人航空機規定の対象外となるため、飛行禁止区域以外であれば気軽に飛ばして楽しむことができます。(※法律で規制されている飛行禁止区域の飛行は認められていません。また、その他遵守しないといけない法令や土地の管理者の許可が必要な場所など、留意する点が複数ありますので飛行の際はご注意ください。)
初めてドローンを操縦するという方や飛行の練習などにおススメです。
ドローンには様々な便利機能が備わっています。
この他にもいろいろな機能があります。
初心者の場合は操作に慣れていないことも多いかと思うので、ドローンを安定して飛行させることのできるよう、
高度維持機能やジャイロ機能などが搭載されているかどうかを重視したらよいかと思います。
また、機能面以外にも、飛行時間の長さ・サイズ感・操作がしやすいかどうかなども考慮して購入するとよいでしょう。
ドローンをいざ購入しようと思ってもどこで購入できるのかわからない方もいるかと思います。
しかしドローンは意外と身近な場所で購入でき、ネットや家電量販店などでも購入することができます。
また、ネットや家電量販店以外にも、ドローン専門の販売店もあるため、お住まいの地域にドローン専門の販売店がないか確認してみてください。
初めてドローンを購入する場合は、ドローン専門の販売店での購入がおススメです。
というのも、ドローンを専門で取り扱っているため、購入前の相談にのってくださいますし、購入後のサポートが手厚いです。
ロイヤルドローンスクールでは、ドローン関連企業ともタイアップしております。
今からご紹介するどちらの企業様も購入後のサポートが充実しており、初めてドローンを購入する方におススメの販売店です。
ドローン運用開始時に、購入場所に迷ったらぜひご検討ください。
山口県下関市にある、西日本最大級のドローン専門ショップです。
様々なメーカーのドローンを取り扱っており、お客様のニーズに合わせて適切なドローンをご提案してくださいます。購入を検討している機体の試運転などを行えるスペースもございますので、事前に試運転した上で購入できます。
広島県広島市安佐北区にある、ドローンの販売・撮影を行っている企業様です。
ご希望の用途やご予算に応じて最適なドローンをご提案してくださいます。また、購入後も飛行申請・操作までサポートしてくださるだけでなく、墜落・破損・故障などの修理や点検も行っております。
今回は、ドローンの購入を考えている方を対象にドローンの機体選びのポイントについて紹介させていただきました。
ドローンを購入する際の参考にしていただけますと幸いです。
ロイヤルドローンスクールでは、今後もドローンに関する様々な情報を発信していきます。
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