建設現場や農業など産業分野での活用が目覚ましいドローンですが、近年ではエンターテイメントの場での活用も広がっています。
エンタメの場においては、主に空撮としての利用が多いです。具体的には、
といった場面などで利用されています。
空撮としての利用以外だと、ドローンショーであったり、舞台の証明といった使い方もされています。
では、それぞれ具体的にお話していきます。
ドローンで撮影された花火の映像は、実際に鑑賞していたのでは体験することのできない景色を見せてくれます。
普段見れない距離・高さから花火を見ることができたり、打ち上げ花火を立体的に感じることができます。
打ち上げられた花火を見るには、安全確保のためにも一定の距離を取って鑑賞することが決められています。
一方ドローンで撮影された花火だと、実際に鑑賞するときには近づけない距離・高さから撮影することができるため、映像にも関わらず、実際に見ているだけでは体験することのできない迫力を感じることができます。
また、花火を鑑賞するときは一方向からしか見られないため、花火を立体に感じることはあまりないかと思いますが、ドローンで近くから花火の周りを旋回しながら撮影すると、花火の球体感を感じることができます。
見たことのない景色を体験でき、いつもとは違った感動を味わうことができます。
花火の撮影や映像の撮影については、ドローンはコンテンツを届けるための手段としての側面が強いですが、ドローンショーについてはドローンが主役となって人々を楽しませることができます。
2021年に開催された東京オリンピックの開会式で、ライトを搭載したドローンが空中で地球や五輪マークをかたどったドローンショーのシーンを覚えている方も多いのではないでしょうか。
あれは、事前にプログラミングされたドローンが編隊飛行を行っています。
オリンピックの開会式以外でも、日本各地のイベントでドローンショーが行われています。
2023年5月には、広島県で開催されたイベント「HIROSHIMAミライバトン」でドローンショーが行われました。
色とりどりの光をまとったドローンが夜空に浮かび上がって何かを形作る瞬間は鳥肌ものです。
形だけでなく文字も正確に形作ることができるため、今後も様々なイベントなどでドローンショーが行われるでしょう。
普段YouTubeやDVDでミュージックビデオ(MV)を観ているときやテレビ番組を観ているときはあまり意識しないかもしれませんが、映像の撮影にドローンは頻繁に利用されています。
ドローンで撮影を行えば、通常のカメラでは撮影することのできない位置から、臨場感たっぷりの映像を撮影することが可能です。
好きなアーティストのMVや好きなテレビ番組を観る際、撮影方法を意識して観察してみると、意外なところでドローンが利用されていたりと、また違った楽しみ方ができるかもしれません。
スポーツの試合撮影をドローンで行うことも増えてきています。
特に、広いコートを選手たちが行き来するスポーツ(サッカーやラグビー、アメフトなど)の映像撮影で利用されています。
通常のカメラでは入りきらないところまで上空からコート全体を撮影できることに加え、逆にフォーカスしたい選手を様々なアングルから撮影することも可能です。
プレイヤーの人数が多く選手が入り乱れることの多いスポーツにおいて、通常のカメラではわかりづらい部分が出てきてしまいます。
その点ドローンは小回りが利き、スピードも速く、高画質のカメラを取り付けることができます。
ドローンでいろいろな角度から撮影することで状況が鮮明になり、さらに試合を楽しむことができます。
撮影された映像を視聴用に放映すれば、見る視聴者はこれまでとは違った見方ができ、より試合を楽しめるようになると思います。
以上、エンタメにおけるドローンの活用事例について簡単にお話させていただきました。
まだ私たちが予想もできない使い方が生み出され、エンタメの場で広がっていき、人々を楽しませてくれるようになる日も近いかもしれません。
ロイヤルドローンスクール広島は、広島県広島市にあるドローンの登録講習機関です。
資格の種類(国家資格・民間資格)や国家資格の区分に合わせて、操縦技能の基礎技能・運航管理体制構築スキルの習得や、業務で活かせる実用的な操縦及び運用テクニックなどの習得ができます。
学科試験合格のための各種対策・フォローなども行っております。
広島県でドローン免許の取得をお考えの方はぜひロイヤルドローンスクールにお越しください。
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