ドローンが国家資格化されたことにより、ドローン免許(国家資格)を取得したほうがいいのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな方々に向けて、ドローン免許(国家資格)を取得するメリットについて説明します。
ドローン免許を取得するメリットとしては下記の4点があると考えます。
1つずつ詳しく説明していきます。
ドローンに限らずどの資格に対しても言えることですが、資格を持っていると客観的にその能力を証明することができます。
一言に「ドローンの操縦ができる」と言っても、どの程度できるのか、ドローンについてどこまで詳しいのかなどが漠然としてしまいますが、資格を持っていればそれが1つの指標となり、技能がどの程度あるのかを証明することができます。
国家資格に関しては試験を受験する際に操縦技術だけでなく、ドローンに関する専門知識(航空法・電波法・機体に関する知識)の有無も見られます。
操縦技術ももちろん大事ですが、そういった専門知識を持っているということも証明できることは、国家資格を持っていることのメリットの1つになると考えます。
国家資格には、一等無人航空機操縦士(一等資格)と二等無人航空機操縦士(二等資格)の2種類があります。
このうち一等資格を保有していれば、カテゴリーⅢ飛行と呼ばれる「立入禁止措置を講じないで行う特定飛行(第三者の上空で特定飛行)」を、申請許可付きでできるようになります。
二等資格のみの方、そもそも国家資格を持っていない方に関しては、申請許可の有無に関係なくカテゴリーⅢ飛行は不可とされています。
カテゴリーⅢ飛行が可能なのは国家資格の中でも一等資格のみとなるため、一等資格を持っていることのメリットだと言えます。
カテゴリーⅢ飛行について、詳しくはこちらをご確認ください。 >> 国家資格とは(ロイヤルドローンスクール) |
ただし、一等資格を有しているだけではカテゴリーⅢ飛行は不可能です。
カテゴリーⅢ飛行の実施条件として、第一種機体認証も必要となりますので注意が必要です。
機体認証について詳しくはこちらをご確認ください。 >> ドローン購入後にすること~機体登録と機体認証制度について~(ロイヤルドローンスクール) |
飛行許可申請が必要となる飛行場所・飛行方法でも、国家資格を持っていれば申請不要で飛行させることができます。
カテゴリーⅡ飛行と呼ばれる「立入禁止措置を講じて行う特定飛行(第三者の上空を飛ばさない)」の場において、国家資格を持っていなければ申請許可が必要ですが、国家資格を持っていれば一部飛行場所・飛行方法において申請がなくても飛行させることができます。
この場合、一等資格・二等資格どちらも対象です。
ただし、国家資格を有しているだけで申請不要になるわけではありません。
申請不要になる条件として、第二種機体認証も必要となりますので注意が必要です。
近年ドローンの活用事例が増えてきており、様々な業界でドローンが導入されています。
業界ごとの活用例について、詳しくはこちらをご確認ください。 >> ドローンの資格を取得するのはどんな人?(ロイヤルドローンスクール) |
そういった業界へ転職や再就職をするとなった場合、ドローンの国家資格を持っていれば技能の証明になり、有利になる可能性も考えられます。
今回はドローン免許(国家資格)を持つことのメリットについてお話しさせていただきました。
ドローン免許を取得したほうがいいのか迷っている方にとって、検討の一助になれば幸いです。
ロイヤルドローンスクールでは、今後もドローン免許・資格に関する様々な情報を発信していきます。
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ロイヤルドローンスクール広島は、広島県広島市にある登録講習機関の1つです。ロイヤルドローンスクールでは、国家資格の区分に合わせて、操縦技能の基礎技能・運航管理体制構築スキルの習得や、業務で活かせる実用的な操縦及び運用テクニックなどの習得ができます。
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